「ゲラン(GUERLAN)」は5月1日、フレグランス「ミツコ」で、創業400年を迎えた有田焼とコラボレーションし、「ミツコ 有田焼スペシャルボトル」を世界数量限定で発売する。
「ミツコ」は、3代目調香師ジャック・ゲランが小説「ラ・バタイユ(戦闘)」(クロード・ファレール著)のヒロイン「ミツコ」に着想を得て創作したフレグランス。日本の海軍提督の妻、ミツコの神秘的な美しさ、凛とした強さを、フルーティ シプレーの調香で映し出し、誕生から100年近い時を経てもなお愛され続けている香りだ。
今回のコラボについて木村美也子・ゲラン社長は、「1919年に誕生した、香水『ミツコ』を通して、『ゲラン』の創造的なクリエーションの歴史が今後も続いていくようにと願いを込めた」と思いを語った。コラボした有田焼の窯元は、創業1804年の「弥左エ門窯」のモダンブランド「アリタポーセリンラボ」。デザインは、古くからハレを表現し、慶事などの際に用いられてきた「旭日」をモチーフに、有田焼の絵柄で昔から伝わる縁起の良い吉祥文洋が散りばめられている。松本哲・弥左エ門窯七代目当主は、「400年継承されてきた技術を駆使し、伝統絵柄をモダンに仕上げた」と語った。
■ミツコ 有田焼スペシャルボトル「ミツコ オーデトワレ」
価格:(75mL)4万5000円
発売日:2016年5月1日