ファッション

ダイソンから初の美容家電、ヘアドライヤーが登場 加茂克也アーティストも絶賛

 大手家電メーカーのダイソン(DYSON)は4月27日、同社初の美容家電「ダイソン スーパーソニック」ヘアドライヤーの製品発表会を、世界に先駆けて日本で開催した。

 同製品の特徴は、高速かつ狙いを定めやすい風、過度の熱ダメージから髪を守る「インテリジェント・ヒートコントロール」、そして手に持ったときのバランスを考慮して設計されたデザインだ。ハンドルに小さなモーターを収めることで、軽量化を実現。ハンドルの中のモーターは、同社の扇風機と同じ技術を用いて、周りの空気を巻きこんで強い風を作り出している。また、毎分11万回回転するファンにより、超音波レベルの非常に静かな音を可能にした。

 来日したジェームズ・ダイソン=チーフエンジニアは、「日本人は高い技術力を好み、理解力があることから、最初のお披露目の場所として東京を選んだ。静かでありながら、パワフル。ダメージを与えずに、髪を守ってくれる。非常に静かな音なので、自宅でドライヤーを使いながら家族と会話だってできる」と製品をアピールした。

 会場には、加茂克也ヘアメイクアップ・アーティストが登壇。実際に製品を使ってモデルの髪をブローするデモンストレーションを行った。「普段使っているプロ用のヘアドライヤーと比べても風量がある。根元に風をあて、くせをとってからブローするといい。軽い上に、ヘアドライヤーと髪の距離が近いデザインもいい。熱を与え過ぎないので、水分が飛び過ぎないこともポイント」と魅力を語った。

 価格は4万5000円。4月28日に旗艦店であるダイソン 表参道店で先行発売し、5月11日から全国の量販店など200店舗で順次展開していく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。