ファッション

「ケイト・スペード ニューヨーク」から新香水

 ブランド誕生20周年を迎える「ケイト・スペード ニューヨーク」は4月、新フレグランス「リブ カラフリー」を発売する。既存顧客から若年層まで幅広い年齢層に向けた香りで、ブランドがライセンス契約を維持しながら、インハウスでフレグランスを発売するめずらしい事例となる。「クリエーティブ面で100%のコントロールをしたかった。ブランド設立20周年を飾る最高の香りになるだろう」と「ケイト・スペード ニューヨーク」のデボラ・ロイド=プレジデント兼クリエーティブ・ディレクター。また、同社のクレイグ・リービット最高経営責任者によると、フレグランスのライセンス契約を結んでいるエリザベス アーデンとの契約はそのままに、今回の製品のみ、開発からマーケティング、ディストリビューションまで「ケイト・スペード ニューヨーク」が行なうという。新製品にインスパイアされたファッションのカプセルコレクションも制作する予定だ。

 「リブ カラフリー」の香りはフルーティ・フローラル。マンダリンやユリが香る軽やかなトップから、ミドルはトロピカルなティアレ、クチナシ、ココナッツを経て、アンバーやムスク、バニラに変化。オードパルファムの価格は0.34オンスが24ドル(約2100円)、1.7オンスが75ドル(約6800円)、3.4オンスが95ドル(約8600円)。4月からノードストロームや「ケイト・スペード ニューヨーク」のショップを含む約200の店舗と両社のEC サイトなどで販売する。

KATE SPADE NEW YORK x ビューティの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。