ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)の「サイト(S’YTE)」は、漫画家・芸術家の楳図かずおと2回目となるコラボアイテムを発売する。2月22日から公式オンラインストアのザ ショップ ヨウジヤマモトとワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪、「グラウンド ワイ(GROUND Y)」名古屋パルコで販売する。
同コラボレーションでは、長編SF漫画「わたしは真悟」とその続編にあたる作品「ZOKU-SHINGO」の2作品に焦点を当てた。楳図かずお大美術館で発表した「ZOKU-SHINGO」は、書籍化されていない貴重な作品だ。
ラインアップは、「わたしは真悟」の独特でユーモアのある世界観を表現したボーダーTシャツ(1万3200円)や「わたしは真悟」の主人公・悟とヒロイン・真鈴を描いた代表的なイラストとをプリントした半袖Tシャツ(8800円)、右袖と背面に「ZOKU-SHINGO」の表題イラストをあしらったコーチジャケット(2万7500円)やデッサン画をアレンジして背面に大きくプリントしたエンジニアコート(3万800円)など。
ビジュアルモデルにはアーティスト、モデルとして活躍中のMANONを起用した。
楳図かずおは、1936年和歌山県高野山に生まれ、奈良県で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時に「別世界」「森の兄妹」をトモブック社から単行本で出版しデビュー。「へび少女」「猫目小僧」などのヒット作により“ホラーまんがの神様”と呼ばれる。「漂流教室」で小学館漫画賞受賞。一方、「まことちゃん」でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。このほか、「おろち」「洗礼」「わたしは真悟」「神の左手悪魔の右手」「14歳」など、数多くのヒット作を生み出す。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、さまざまなジャンルで活躍中。2018年、「わたしは真悟」で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰受賞。22年、27年ぶりの新作「ZOKU-SHINGO」を発表。23年、「手塚治虫文化賞・特別賞」受賞