上海発−LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ傘下のセフォラは、上海にアジア最大の旗艦店をオープンした。中国最大の繁華街といわれる南京路に位置し、建物は5階建て。床面積は約5000�u。1階と2階が売り場で、3階はスタッフのトレーニングルーム、4階と5階はセフォラ チャイナの新本社オフィスとなる。
フロア構成は、1階にメイクアップとフレグランス、2階にスキンケアを配置。スキンケアコーナーに行く途中に、メイクやフレグランスコーナーを通るように店内導線が工夫されている。導入ブランドは、上海ジャワコスメティクスが展開するハーボリストや、台湾のフォー ビーラブド ワン、日本のSK-�Uやルナソルなど、アジア発のブランドを中心に揃えている。クリス・デ・ラプエンテ=セフォラ最高経営責任者は、「WWD-NY」のインタビューで「2005 年に中国に進出し、現在は47都市で135店を展開している。中国全店の売り上げは2ケタ増と好調だ。この上海の旗艦店も、世界中のセフォラの中でもトップ10に入る店舗になるだろう」と、期待を語った。なお業界関係者は、セフォラの中国における売上高は年間約5億ドル(約460 億円)と見ている。