ベルリン発−スイス発オーガニックコスメブランドのヴェレダが、ヘアラインをリニューアルする。新たに穀物由来成分を主成分として配合し、硫酸塩・シリコンフリーの処方にこだわった。シャンプーはマカダミアナッツオイルを配合したノーマルヘア用、コムギの胚種油を配合した頭皮ケア用、ホホバオイルを配合した乾燥髪用の3種類を揃え、価格は8ユーロ95セント(約1100円)。ホホバオイルを配合したコンディショナーは、9ユーロ95セント(約1200円)。スペシャルケア用のヘアマスクも発売する。1921年の発売以来、処方を変えずに発売してきたトリートメントオイルと頭皮ケア用トニックにも改良を加える。
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新ヘアケアアイテムは、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、スペイン、イタリアではすでに販売中で、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクでは7月、スペイン、日本、ブラジルでは9月、アメリカ、イギリスでは10月に発売予定。 ヴェレダの2012年度の売上高は、対前年比105%の3億2400万ユーロ(約417億9600万円)。売り上げの70%を占めるコスメの売上高は、同106%の2億2700万ユーロ(約292億8300万円)。2013年の売上高は、同102%を見込んでいる。