マツキヨココカラ&カンパニーは、マンダムと共同開発した同社初のメンズスキンケア・ヘアケアのプライベートブランド(PB)「ナレッジ(KNOWLEDGE)」を4月1日に発売する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗で販売する。
ターゲットは20〜30代の男性。マツキヨココカラ&カンパニーの1億4000万を超える顧客データと、男性の肌や髪についての長年の研究と商品開発力を有するマンダムの知見を掛け合わせた。
26日、発表会が都内で開かれた。登壇した松本貴志マツキヨココカラ&カンパニー専務・グループ営業企画統括は、「(男性化粧品のPBは)ずっと挑戦したいと思っていた待望の領域だ。コロナ禍を経て、男性の化粧品への意識がさらに高まる中、最高のタイミングで発売できる」と意気込む。
開発にあたり、男性の化粧品や美容に関する市場調査を実施。「25〜39歳、特に30代前半の男性の美容への興味関心、投資金額が高い」「一方で、SNSで大量の情報をインプットする中、自分に本当に合う化粧品が分からなくなっている」とする。「男性が正しいスキンケアやヘアケアの知識を積み上げ、学びが自らの答えになるような存在を目指し『ナレッジ』と命名した」。
スキンケアの中心商品は、“フェイシャルウオッシュ”(120g、1650円)、“浸透ローション”(160mL、2530円)と“浸透ミルク”(同)。共通配合した独自成分の「セラミドバイセル」は毛穴の1万分の1ほどの大きさのミルフィーユ構造で3種の潤い成分を含み、加齢とともに低下する肌のバリア機能にアプローチ。ゆらぎがちな男性肌の水分と油分バランスを整える。美容意識の高い男性向けに、2種の炭と泥で皮脂をしっかり落とすスペシャルケアの“クレンジングバーム”(90g、2530円)、日焼け止めの“UVエッセンス”(50g、1980円)をラインアップする。
ヘアケアの軸は、皮脂が多く荒れやすい男性の頭皮をケアする“スカルプケアシャンプー”(380mL、1980円)と、3種の毛髪補修成分を配合した“リペアトリートメント”(380g、同)。アウトバスにおいても、スキンケアと同じく「セラミドバイセル」を配合した“スカルプエッセンス”(90mL、2420円)と髪のパサつきを防止する“ヘアリペアオイル”(75mL、1980円)で男性の髪や頭皮の悩みに対応する。