この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。今週のテーマは「マーケティング担当に読んでほしい記事3選」。マーケティング担当の人をはじめ、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。
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選者:益成恭子「WWDJAPAN」記者
山口県出身。神戸市外国語大学英米学科在学中に休学し、2年間ロンドンへ留学。帰国後卒業し、国内ジュエリー企業でダイヤモンドバイヤーとしてキャリアをスタート。ギャップ出版で9年間のコレクション取材を経て、2012年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」で米国版の翻訳を担当後、インテリア担当として家具見本市の「ミラノサローネ」などを取材。過去の経験を生かしてジュエリーやインナーウエアも担当
【記事1】
パタゴニアの型破りなマーケティング戦略 本国責任者が語る
パタゴニアのマーケティング戦略は型破りだ。「製品を売るため」ではなく、人々の「行動変容を促す」ことに焦点を当て、本部だけで約200人のスタッフが戦略を練る。「パタゴニアは“100年続く会社”の実験的存在」「いわゆるマーケティングと呼ばれる仕事を覆すことが私の仕事」と語るパタゴニアのブランド及びビジネス・インパクトの責任者、アイリーン・オッテンウェラー氏にマーケティング&コミュニケーション戦略を聞く。(全文はこちら)
【記者のコメント】
パタゴニアがマーケティングにかける費用は、他社に比べると半分以下だ。マーケティングは「製品を売るため」のものだが、同社は、人々の「行動変容を促す」ことにフォーカス。消費者が社会課題に対する知識を深め、希望を持てるような活動に注力している。消費を促す一方的な発信ではなく、消費者と情報や意思を共有することによるポジティブな経済活動の波及を試みている。
【記事2】
「匿名マーケティング」というアンチテーゼ
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