ファッション

「プラダを着た悪魔」のトリオが再び SAGアワードのレッドカーペットルック

現地時間2月24日に開催された2024年SAGアワード(米国映画俳優組合賞)授賞式で、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、メリル・ストリープ(Meryl Streep)、エミリー・ブラント(Emily Blunt)の3人がプレゼンターとして登場し、映画「プラダを着た悪魔」のトリオの再結成が話題を呼んだ。発表に先駆け、作中でのアイコニックなセリフや、ストリープ演じた冷徹な雑誌編集長ミランダ(Miranda)を引用しミニコントを披露。3人が発表したコメディシリーズ男性俳優賞は、「ザ・ベア」のジェレミー・アレン・ホワイト(Jeremy Allen White)が受賞した。

アン・ハサウェイ

ハサウェイは17年で休止したオートクチュール「アトリエ ヴェルサーチェ(ATELIER VERSACE)」から、15 年春夏コレクションの、セルリアンブルーのドレスを着用した。オートクチュールのドレスには、太ももまでの深いスリットと特徴的な大きなベルトが施された。メタリックな「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスと、それにマッチするシルバーのクラッチを加え華やかに仕上げた。ハサウェイの衣装を担当したのは、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)やエヴァ・メンデス(Eva Mendes)、ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)らを顧客に持つスタイリスト、エリン・ウォルシュ(Erin Walsh)。

メリル・ストリープ

ストリープは、ラインストーンで飾られた栗色の「プラダ(PRADA)」のドレスで、シアートレンドを取り入れた。「フレッド・レイトン(Fred Leighton)」のジュエリーとメタリックなクラッチバッグがアクセントだ。ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)やルピタ・ニョンゴ(Lupita Nyong’o)を担当するスタイリスト、ミカエラ・アーランガー(Micaela Erlanger)がストリープのスタイリングを手掛けた。

エミリー・ブラント

ブラントは、大きく開いたネックラインが特徴的な、赤い「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のドレスをまとった。宝飾デザイナーのエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)手掛けたアイコニックなカフスなど「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のジュエリーで飾った。 ブラントのスタイリングを手掛けたのは、ジェシカ・パスター(Jessica Paster)だった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。