ロート製薬は9月、米コスメセレクトショップのウルタでスキンケアシリーズ「肌研(ハダラボ)」を米向けにローカライズし、エイジングケアシリーズ「HADA LABOTOKYO(ハダ ラボ トーキョー)」として発売する。販売元は、ロート製薬が1988年に買収し、現在100%出資子会社である米メンソレータム。ラインアップは化粧水2種類、乳液、洗顔料、オールインワンゲルの全5アイテム。ターゲットは35 ?44歳女性で、肌に余分なものを与えない「パーフェクトシンプル」というコンセプトと、高い保湿力を持つ3種類のヒアルロン酸を配合する処方は日本の「肌研」と変えず、パッケージは日本をイメージさせるサクラの花をあしらったデザインを採用した。価格は11ドル99セント?24ドル99セント(約1100 ?2400円)。ウルタの米550店舗とハダ ラボ トーキョーのECサイト(www.hadalabotokyo.com)で販売する。
メンソレータムのキャサリン・トーチェフ=マーケティングおよびスキンケア&リップケア製品開発ディレクターは「今、アメリカではアジアのスキンケア製品が注目を集めている。今後ウルタ以外にも取扱店を増やしていきたい」とハダ ラボ トーキョーの全ラインアップ語った。