ファッション

オリジンズが南米市場の展開を強化

 ニューヨーク発−エスティ ローダーグループ傘下のオリジンズは7月2日、メキシコのリバプール百貨店に、南米初の百貨店カウンターをオープンした。リバプール百貨店は、メキシコシティ内の高級ブティックが並ぶポランコ地区に位置する。

 リバプール百貨店のカウンターは、広さ29.7�u。88SKUが並び、全てのスキンケアアイテムとボディケアアイテムの一部が揃う。店頭では、フェイシャルサービスなどのインストアイベントを7月末まで実施する。

 ジェーン・ローダー=オリジンズ&オジョン グローバル・プレジデント兼ゼネラル・マネジャーは「メキシコは、南米市場の中でもプレステージスキンケアアイテムの売り上げが最も高い国だ。今、アメリカ国内のヒスパニックの割合が急速に増えていて、ナチュラルスキンケアブランドに高い関心を持っていることからも、オリジンズは最適なブランドだと考えている」。オリジンズは今後、78店舗を展開しているリバプール百貨店の他店舗を含め、年間5 ?8店舗に新規に出店していくという。路面店やショッピングモールへの出店については、「当面の予定はないが、可能性はある」と販路拡大にも意欲を示している。

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