7月25日に発売したWWDビューティの「フランス特集」号。老舗百貨店から今年オープンしたばかりのコスメショップまで、幅広く掲載している。その一部を紹介する。
フランスを代表する高感度セレクトショップのコレットは、1997年のオープン時からビューティを展開する。「コレットのお客さまは、ニッチで特別感があり、クリエイティビティ溢れる製品を探している。その中で、ビューティは重要な位置づけ」とギョーム・サルモン=プレスは語る。
コレットはファッションやビューティ、アート、ウォーターバーなどを3層(地下1階〜地上2階)のフロアで展開。ビューティは、3年前から中2階で「ビューティ ボックス」コーナーで扱う。「限られた空間で小さな家のようなイメージの売り場。この売り場に移ってから、売り上げが好調だ」。ちなみに、オープン以来、ビューティの売り上げは右肩上がりで成長している。世界各国の観光客が訪れる店舗として有名だが、ビューティに関してはフランス人の顧客が目立つという。ファッションとの買い回りをするより、ビューティを目指して来店するケースが多い。
売り場では、フェイスケアやメイクアップ、ボディケア、ヘアケアなど多彩なラインアップを揃える。香水も数多く扱っていることから、男性客も気軽に立ち寄れ、試せる点も魅力の一つとなっている。