「WWDJAPAN」3月4日号は、2024-25年秋冬シーズンのメンズトレンドを特集します。メンズ・ファッション・ウイークや2月開催のロンドン、ミラノで目立ったスタイルとアイテムの35トレンドを、ボリュームたっぷりに紹介します。
最も目立ったのは、表紙の「オーラリー(AURALEE)」や「フェンディ(FENDI)」「ロエベ(LOEWE)」などが打ち出した“グランパコア”です。昨今のビンテージ人気の延長線上にあるスタイルで、おじいちゃんのワードローブを取り入れたようなクラシックなアイテムが多く登場しました。すでに一部では火がついてる“グランパコア”が、本格的なトレンドになると確信した13スタイルを掲載します。
ほかにも、スーツの新しい提案“ニュー オフィスウエア”をはじめとしたスタイルや、ロングコート、ダッフルコートなどのアウター、カーディガンやタートルネックといったトップス、アクセサリー、カラー、ディテールのトレンドも細分化し、最新の潮流を読み解きます。
「WWDJAPAN」が見いだしたトレンドを、国内外のメンズバイヤー6人が10点満点で採点する人気企画も掲載しています。阪急メンズやインターナショナルギャラリー ビームスで“グランパコア”は本当に支持されるのか、ユナイテッドアローズやリステアではダッフルコートは売れるのか、そしてミッドウエストやイタリアのアントニオーリが最も高得点をつけた“売れる”トレンドは何なのか。ぜひチェックしてみてください。
別の特集では、設立10年前後の日本ブランド“アラ10(テン)”デザイナーたちの、2024-25年秋冬コレクションを紹介します。「オーラリー」「キディル(KIDILL)」など10年という節目を迎えたデザイナー、そして「ダイリク(DAIRIKU)」「M A S U」といった10周年に向かって走り続けるデザイナーたちの今とこれからにも注目です。
ビジネス記事では、エンターテインメント事業に進出するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の狙いを分析。国内では、かつては激しい商戦で「津田沼戦争」といわれた津田沼の変遷を振り返ります。巻末の「ファッション&ビューティ パトロール」では、ホワイトデーにおすすめのお返しを「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」のPR担当に聞きました。取材記者が鼻の下を伸ばしながらインタビューする様子が伝わってくるため、その辺りもツッコミながらご覧ください。
(COVER CREDIT)
PHOTO : AURALEE、MARC MEDINA
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA