ファッション
連載 WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品” 第4回

「WWDJAPAN」編集長は「ヴァレンティノ」のシャツブルゾンや「ヌメロ ヴェントゥーノ」のタキシードなど 2024年“初買い”

連載「WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品”」の最終回となる第4回目は村上要「WWDJAPAN」編集長が登場。シーズンで3桁万円を洋服に費やすという村上編集長が、“クワイエット・ラグジュアリー”な購入品を紹介します。

編集長 村上要の初買い品

「ヌメロ ヴェントゥーノ」のタキシード

ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」のタキシードは、「ゴールデン・グローブ賞」取材のドレスコードのために購入したそう。紺のレースジャカードを基調に、ナローラペルのショールカラーと、パンツの側章にあしらわれたシルクのリボンが特徴です。フォーマルウエアですが、村上編集長が普段から着用しているようなショートパンツと合わせてもハマりそうです。

「ポーター」のバックパック

2つ目に紹介するのは、「ポーター(PORTER)」の代表シリーズ“タンカー(TANKER)”のバックパック。「自転車通勤なので普段からバックパックを使用しており、これまでのレギュラーは『プラダ(PRADA)』と『ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)』だった。毎日酷使するとすぐに傷んでしまうので、3つくらいをローテーションするとどれも長持ちするかなと思い、購入した」と話します。カーキにオレンジの配色が“タンカー”のイメージだったので、このカラーを選んだそう。村上編集長は荷物が多いため大きいバッグを愛用しており、内側にはクッション仕様のPCスリーブのほか、複数のポケットが配置された構造に「日本のブランドなだけあって、機能面などもよくできている」と感心します。ニンテンドースイッチをそれほどやらないのに常備しており、最近はスイカゲームに特にハマっているのだとか。

「オーバーコート」のニットジャケット

オーバーコート(OVERCOAT)」は、大丸隆平デザイナーによるニューヨーク発のブランド。大丸デザイナーは、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」や「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」など名だたるブランドでコートのパターンメイキングを手掛けてきました。「大丸さんは、どんな体形で、どんな洋服を着ていても必ず肩がピタッと合うジャケットを作る、天才的なパタンナー。秋冬シーズンが特に好きで、いつも2、3着買ってしまいがち」と語ります。

「ヴァレンティノ」のシャツブルゾン

ヴァレンティノ(VALENTINO)」のシャツブルゾンは肉厚な生地で、サイドのポケットが特徴です。ネクタイの下部には「ヴァレンティノ」のV型のメタルパーツがあしらわれています。「ブラックタイがテーマだった23-24年秋冬コレクションの“まんまコーディネート”。オーバーサイズでストリートライクな白シャツや、パンキッシュなモヘアニットを合わせたコーディネートがめっちゃかわいくて、あんな白シャツとネクタイだったら着てみたい!」と思い、購入したそう。「ネクタイはポロシャツにつけてもいいし、最近はニットポロにもよく合わせる。一つ持っておくと結構いろいろ使えるので、24年春夏でもぜひチャレンジしてみてほしい」と語ります。「ヴァレンティノ」の23-24年秋冬コレクションや、モデルのソフィア・スタインバーグ(Sofia Steinberg)のネクタイを使ったハンサムな着こなしなどを見て、私もネクタイファッションが気になっていました。今年は勇気を出して挑戦してみたいです。

「マックスマーラ」のブルゾンと「スポーツマックス」のレザーショートパンツ

最後に紹介したのは、「マックスマーラ(MAX MARA)」のブルゾンと、姉妹ブランド「スポーツマックス(SPORTMAX)」のレザーショートパンツ。「ブルゾンはオーバーサイズで、全体的なプロポーションバランスと、ブランドロゴのモール刺しゅうがかわいい」と語ります。年間330日(!)はショートパンツを履くという村上編集長は、「いいレザーのショートパンツがずっと欲しかった」のだそう。「柔らかいシープレザーだが、レザー特有のゴツいインパクトも備えているところが気に入っている。これまではカラフルな洋服ばかり着ていたが、年齢ゆえかトレンドゆえか、全体的に“クワイエット・ラグジュアリー”な初買いになった」と締めくくりました。

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