コーセーはメイクアップブランドの「ファシオ」をリニューアルする。ロゴやパッケージデザイン、処方を刷新し、まずはマスカラ、アイライナー、アイブロウなど全10品を2014年1月16日に発売。順次ベースメイクやカラーメイクも新製品に切り替えていく。ファシオは1976年、汗や水に強く、落ちにくいなどの機能性とファッション性を兼ね備えたメイクアップブランドとして誕生。90年代のスポーツのタウンユース化を追い風に、活動的でおしゃれに関心の高い女性から支持されてきた。
新スローガンは"メイクの未来を科学する"。強みである機能性をさらに強化するため、指へのフィット感や塗りやすさを追求したプロダクトデザインを採用。新コンセプトには「スマートカジュアル」を掲げ、機能的で日常に使いやすい、カジュアルなメイクアップブランドとして幅広い年代の女性に訴求していく。
人気アイテムであるマスカラはカール、ボリューム、ロングの全3種を揃え、凹凸の形状がマスカラ液をたっぷり含む繊維"星形ファイバー"を配合。ロングおよびボリューム効果を強化した。またカールの固定力はキープしながら、しなやかでやわらかな膜を張る"カラーエフェクトポリマー"を採用し、摩擦や衝撃への強度を改良した。