ファッション

日本最大級のファッションコンテスト「YKKファスニングアワード」 第24回のエントリー受付開始

YKKは4月1日、24回目となる日本最大級のファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリー受付を開始する。学生なら誰でも参加可能で、12日にエントリー希望者に向けたオンライン説明会を行う。エントリーシートとデザイン画の応募締め切りは5月9日。YKKファスニングアワード事務局必着となる。

学生を対象とした同アワードは、若手デザイナーの登竜門として知られている。「人が身につけることができる作品」をテーマに、「活用度・機能性(ファスニング商品)」「独創性」「デザイン性」「完成度」の基準で審査。YKKがセレクトしたファスナーやバックル、スナップ、ボタンなどを活用した作品をアパレルとファッショングッズの2部門を募集し、両部門へのエントリーや複数デザインの応募も可能だ。また、2024年はファスナーの新商品、ビスロン® マグネットタイプやEXCELLA® 横ストレッチテープなどが審査対象アイテムに加わった。なお、23年度の応募総数は、過去最多の9518点(アパレル7815点、グッズ部門1703点)で、全く新しいファスナーの使い方や魅せ方で審査員を驚かせた作品がグランプリに輝いた。

審査員はデザイナーの坂口英明や廣川玉枝、藤田恭一、アーティストの舘鼻則孝、村手謙介「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」クリエイティブディレクター、大谷裕明YKK社長、村上要「WWDJAPAN」編集長の7人。

グランプリ受賞者には賞金100万円やオリジナルトロフィー、JUKI製ミシン、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分などを贈呈する。

進行スケジュールは、5月30日に1次審査通過者を公式サイトで発表し、通過者は2次の最終審査に向けて実制作に取りかかる。入選作品は10月9日と10日に大阪・マイドームおおさかで、11月6日と7日に東京・YKK60ビルでランウエイを披露。11月6日には、YKK60ビルで授賞式も同時開催する。

「YKKファスニングアワード」は、ジャパンオリジナルの発信によるファッション業界への貢献、作品制作の機会創出とファッション業界のプロフェッショナルとの接点提供によって学生を支援するべく、2001年に設立。コンテストを通じて、YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.” に込めたメッセージを伝え、学生と共に副資材の可能性を見いだすことを目指している。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com