パリ発のフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」は12月13日、日本国内初の旗艦店を、東京・南青山にオープンする。1階がショップ、2階がショールーム、3階がオフィスで、キャンドルやディフューザー以外にも、オードパルファンやボディウォッシュなど日本最大級の品揃えとなる。また、オープンを記念して「東京」「パリ」と名付けた、キャンドルとランタンを限定発売する。
ショップデザインは、パリ5区にあるサン・ジェルマン大通り34番地のブティックを踏襲しながらも、日本伝統文化へのオマージュとして日本庭園や石材や木材、畳などを使用したディスプレイを採用し、温かみのある雰囲気を演出する。店内中央には、500個以上のキャンドルを組み合わせた木の幹のような彫刻を設置。また、店内の壁の一部は、日本の伝統的な素材で高度な技術が必要とされる焼物「楽焼」で作られている。
マネージング ディレクターのファビエンヌ・マウニーは、「ディプティックの売り上げのうち、アジアが全体の4割を占める。中でも日本には、世界で4つしかない支社のうちの1つが置かれている。日本での売り上げは年々伸びているが、だからといって販路を次々と増やすことは考えていない。あくまでブランドの世界観をしっかりと伝えていくことを大切にしたい。その点で路面店は、ブランドの発信力を強める大切な役割を果たしてくれるはず」と語る。
■ディプティック青山店
住所:東京都港区南青山5-6-15 LUAビル
営業時間:11:00〜21:00
オープン日:12月13日
■キャンドル(PARIS・TOKYO)
価格:(各190g)各6825円
■ランタン(PARIS・TOKYO)
価格:各1万2600円