化粧品の会員制定期購入サンプリングサービス「ヴァニティボックス」が12月25日にスタートする。公式サイト(www.vanitybox.jp)で会員登録し、月額1980円を支払うと、毎月25日に約5種類のコスメブランドが届く。
運営するヴァニティボックスは、高橋美智子・美容ライターが取締役として参画し、2013年に設立。美容業界に長く携わる高橋・取締役が「認知度は低くても質の良いものや、真摯に製品作りをしているブランドを広めたい」とブランドを選定。美容誌「マキア」(集英社)と「モア」(同)への広告出稿、BS-TBSで2分間のインフォマーシャルを放映し、PR 機能を発揮するのも特徴の一つ。また、公式サイトで高橋・取締役を始め、美容ジャーナリストが製品のコメントを掲載したり、ブログやフェイスブックなどで情報を拡散したりするなど、口コミ機能も充実させる。リサーチ機能もあり、ウェブサイトのPV 数やアンケート回答集計、メディア掲載の報告なども行なう。
サンプルを提供するメーカーは、提供数によって、上記サービスが受けられる仕組みとなる。展開ブランドは、フジフイルムのアスタリフトやロート製薬の糀肌、クヴォン・デ・ミニムなど大手化粧品ブランドからナチュラル系ブランドまで幅広く揃える。会員は1年後に3万人の獲得を目指す。