ファッション
特集 ミラノ・コレクション2024-25年秋冬

2024-25年秋冬ミラノに学ぶ 「このブランドでしか買えない」定番商品の作り方

有料会員限定記事

2024-25年秋冬ミラノに学ぶ 「このブランドでしか買えない」定番商品の作り方

クワイエット・ラグジュアリーが続き、こちらの記事の通り、今季もイタリアンブランドらしいジャケットがランウエイを席巻した。そのほかのトレンドアイテムも、シャツやニット、デニム、コートといった大定番。こうしたアイテムをミニマルに作るだけでは、市場は同質化してしまう。そこで各ブランドは、“らしさ”を詰め込むことで差別化と同時に、定番を売れ筋に押し上げようとしている。グレーのニットやリナイロンのウエアが売れている「プラダ(PRADA)」を意識している。(この記事は「WWDJAPAN」2024年3月11日号からの抜粋です)

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)

「タキシード」と銘打ち、シルクサテンのピークドラペルが存在感抜群のジャケットスタイルを連打。幅広のピークドラペルやベルベット素材、やぼったいオーバーサイズのシルエットは、「ドルチェ&ガッバーナ」のメンズをほうふつとさせる。そこにシフォンやチュール、フィッシュネットなどの官能的な素材で作るボウタイブラウスなどをコーディネート。スモーキーアイにレッドリップも含めて、誰が、どう見ても「ドルチェ&ガッバーナ」だ。

Jacket
バリエーションは豊か
新作は曲線のウエストマーク

こちらの記事で既報の通り、ジャケットはウエストが緩やかにくびれたタイプが新登場。一方でちょっぴりオーバーサイズだったり、ロング丈だったりも数多くバリエーション豊かだ。引き続き、シフォンのブラウスなどとのスタイリングが目立つ。

この続きを読むには…
残り2747⽂字, 画像42枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

DOLCE&GABBANA x コレクションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アパレル業界“裏方”の進化に迫る 「OEM・ODM特集」

アパレルは、彼らをなくして語れないー。そう言い切れるほど、企画・生産において重要な働きをするのがOEM(相手先ブランドの生産)とODM(相手先ブランドの企画・生産)の事業者たちです。繊維商社が巨大プレーヤーとして君臨しながら、中小の専門企業も独自の存在価値を発揮し、生き残っています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。