森ビルは12日、麻布台ヒルズ(東京都港区)に13日オープンするフードエリア「麻布台ヒルズ マーケット」を関係者に公開した。4000平方メートルの空間に、34の食の専門店が入る。青果、精肉、鮮魚の生鮮三品、バラエティーにとんだ惣菜、酒類、パン、スイーツなど選び抜かれた商品が並ぶ。イートインも充実させ、出来立てを味わえるようにした。
麻布台ヒルズのガーデンプラザCの地下1階を中心に営業する。麻布台ヒルズのレジデンスや周辺の住民の日常使いだけでなく、ここを目的地にやってくる広域商圏の人をターゲットに、体験価値を追求する。
グローサリーとしては、青果・果物店「京都 八百一」、スーパー「明治屋 麻布台ストアー」、鮮魚店「麻布台 やま幸鮮魚店」、精肉店「日山WAGYU」などが近隣住民の食卓を支える。チーズ・生ハムの「フィオールディマーゾ」、ハム・ソーセージの「クスダ シャルキュトリーメートル アルティザン」は、注文にあわせて食材を店頭でカットしてくれる。洋食の「パーラー矢澤」、中華の「富麗華キッチン」は惣菜も購入できるし、イートインの席も用意されている。ベーカリーの「コム・ン トウキョウ」の店内は、子ども専用のパン屋「コム・ン キッズ」を併設する。