フレンチガーリーブランド「エピヌ(EPINE)」のポップアップストアが好調だ。2月28日〜3月5日に、伊勢丹新宿で行ったポップアップストアでは一週間で4200万円を売り上げた。同ブランドは1年後に休止を発表し、以後は全国の百貨店やファッションビルを巡回している。山本彩也架CEOは「すでにルミネ新宿に店舗があり、当初の予算は2000万円に設定していた。今後は常設店のない阪急うめだ本店ではこれ以上の規模を見込んでいる」という。
2023年11月期の売上高は11億円になり、18年の法人化以来5期連続の増収だった。伊勢丹で先行販売したレザートートは「在庫が完売してしまい、後日配送の予約販売に切り替えて対応した」と鈴木舞COO。今後は静岡パルコ(3月20〜26日)、札幌パルコ(4月12〜18日)、福岡パルコ(4月26日〜5月6日)、阪急うめだ本店(5月1日〜5月7日)でポップアップショップを巡回する。博多パルコとうめだ阪急では人気ブランドとのコラボや新作バッグの販売も予定している。「すでに実施した広島パルコ、伊勢丹新宿店が予想以上の売れ行きで、完売も相次いでおり、追加生産も行っている」(山本CEO)。