「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」は12月3日、ニューヨークで女性支援のための資金を集めるチャリティーパーティーを開催した。パーティーでは、コミュニティ発展のために地道な活動を続けてきた女性を称える「ウィメン オブ ワース」賞の授賞式も実施。第8回となる今年は参加者を広く募り、約250人が出席した。
ロレアル パリのカレン・フォンデュ=プレジデントは、受賞者たちに対し「これを機に、同じ目的を持つ女性たちとのネットワークを広げてもらえれば幸いだ。また受賞授賞式の様子によって注目を集めることで、ますます影響力を高めてまい進してほしい」とコメント。加えて「パーティーを通して、これまでに100万ドル(約1億200万円)の支援金を集めることができた」と感謝の意を述べた。
今回「ウィメン オブ ワース」を受賞したのは、末期患者の願いをかなえる支援をする「バケツリスト("生きているうちに成し遂げたいことのリスト"の意)」基金のキンバリー・アイバーソン=代表や、恵まれない子どもたちを支援する「チルドレンズ ライフセービング」基金のマリア・ディアンジェロ=代表ら10人の女性。それぞれに1万ドル(約102万円)が授与された。また「ウィメン オブ ワース」の受賞者の中から、同団体とロレアルのホームページから10万人以上の投票で選ばれる「ウィメン オブ ワース2013」には、自らの被害経験から子どもたちを性的虐待から守る「ローレンズ キッズ」基金を立ち上げたブック・ローレンスが受賞。25万ドル(約2500万円)が授与された。