ロレアル パリは12月15日、新ヘアケアライン「アドバンス ヘアケア」を発売する。同ブランドのカレン・フォンデュ=アメリカ地域担当プレジデントは、製品開発の目的について「ヘアトリートメントを使用している女性の割合は、ブラジルで77%。日本でも10人に7人が使用している。しかしアメリカでの使用率は、約35%。『髪の毛のコンディションをベストに保つためには、スキンケアと同じようなケアが必要』という意識を、アメリカの女性たちにも広めたい。飽和状態にある米マス向けヘアケア市場を盛り上げることにもつながればよい」とコメントした。
「アドバンス ヘアケア」は、枝毛や細い毛を修復し、健康な髪に導く「トータル リペア5」を始め、「スムース インテンス」「パワー モイスチャー」など5シリーズから構成される。全てのラインにロレアル パリの特許取得技術である“アルギニン K コンプレックス”を採用し、アミノ酸の一種であるアルギニンが、健康な髪の成長を促す。アイテムは、各ラインからシャンプー、コンディショナー、トリートメントが登場。価格は、シャンプーとコンディショナーがそれぞれ12.6オンスで4ドル99セント(約390円)、25.4オンスで7ドル49セント(約590円)。トリートメントは6ドル99セント(約550円)。業界筋はアメリカ国内における初年度小売り売上高を1億ドル(約79億円)と予測する。12月中旬から3万5000の売り場で販売を開始し、来年1月初旬からさらに販路を拡大していくという。
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