出版会社「タッシェン(TASCHEN)」は、 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の三宅一生デザイナーが手掛けた1960年から2022年にわたる全仕事をまとめた「ISSEY MIYAKE 三宅一生」(1万6500円)を発売する。4月22日に、イッセイ ミヤケ ギンザ及び一部路面店で国内先行発売する。
本書は2016年に刊行した「ISSEY MIYAKE 三宅一生」の増強改訂版で、三宅の右腕として50年間支えていた北村みどりが発案・構想した。小池一子のエッセイとともに豊富なイメージで、衣服デザインから展覧会企画、出版、21_21デザインサイト創設まで主要な仕事を年代順に紹介している。表紙はアーヴィング・ペン(Irving Penn)撮影の“リズム・プリーツ”(90年春夏コレクション)。三宅が83年に「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」で「型にはまることなく、前進することを何よりも目指したい」と語ったように、粘り強いリサーチに基づき、時代の先を見据えた三宅の仕事とその視点を知るための一冊となっている。
刊行を記念して、4月22〜5月6日にイッセイ ミヤケ ギンザで特別ウィンドー、ディスプレーを行い、4月22〜29日に21_21デザインサイトで書籍の紹介及び“リズム・プリーツ”の衣服展示を開催する。
■特別ウィンドー、ディスプレー
日程:4月22〜5月6日
場所:イッセイ ミヤケ ギンザ
住所:東京都中央区銀座 4-4-2
■「ISSEY MIYAKE 三宅一生」出版記念展
日程:4月22〜29日
場所:21_21デザインサイト ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン