カネボウ化粧品は、2016年3月31日までの約2年間、「ロドデノールによる白斑研究基金」を設立し、助成金を拠出することを決定した。年度ごとに3000万円とし、2年間の総額は6000万円の助成金を予定している。
同基金は、カネボウが製造販売した「医薬部外品有効成分『ロドデノール』配合美白製品」の使用により、白斑様症状が確認された使用者の早期回復を願い、病状の解明と治療などを目的とした信託形式で設立されたものである。運営については、河上裕・慶応義塾大学 医学部教授を委員長とする独立した運営委員会が、研究の公募、審査、助成金交付などを行なっていく。
■化学物質(ロドデノール)による白斑研究基金
期間:2014年1月23日〜2016年3月31日
助成金:3000万円/年度 (2年間で計6000万円を予定)
事業内容:化学物質(ロドデノール)による白斑様症状の病状の解明と治療法などの早期確立のための研究資金の助成