「無印良品」が長崎県の対馬に500坪の店舗を開きました。対馬は九州と朝鮮半島の間に浮かぶ離島。大手チェーンストアの出店は異例です。
記事にある通り、対馬市の人口は1980年に約5万人だったのが、2020年には約2.8万人へと半分近くに減少。住民生活を支える小売店も減ってしまい、食品スーパーやドラッグストアはあるけれど、衣料品や家具・インテリアなどを購入できる店は少ないそうです。住民は通販を利用するか、飛行機で30分、フェリーで4時間かかる福岡市などに出かけなくてはいけない。そんな不便を「無印良品」の豊富な品ぞろえで解消しようという試みです。
大手チェーンストアは賑やかな駅前だったり、大勢の人が集まるショッピングセンターだったり、人口が多い住宅地の幹線道路沿いだったりに出店するのが当たり前。詳細なデータに基づく商圏分析を行い、採算を見極めた上で出店を決めます。
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