ディオールの幹細胞研究は、歴史が深い。今から15年前にさかのぼり、豊富な知見と研究技術を駆使して2008年に表皮細胞に着目したカプチュール トータルシリーズを発売した。さらに、11年には表皮から真皮まで全方位でケアし、全ての細胞へ指令を出し、“肌の若さへの鍵”を司ることを明らかにし、リニューアル。そして13年、今回は肌の皮下組織における幹細胞に着目し、「縫い目」のように 肌の構造を支え、構成要素の密度を高めていく「バイオロジカルシーム」という肌構成を定義し、より進化を遂げたカプチュールシリーズを完成させる。
このバイオロジカル シームとは、表皮から肌の奥にまである構成要素が結合している構造のことを定義し、その結合の強化へと取り組んだ。
カプチュールシリーズの共通成分である、真皮へ働きかける「ロンゴザ」と表皮幹細胞を保護する「TPエンハイサー」は引き続き配合。さらに、表皮幹細胞の再生プロセスに働きかける「ライス抽出エキス」に加え、皮下組織にある幹細胞へ働きかけるといわれる「セカレ C.」の2つの天然成分を新たに追加した。特に、ライ麦の種から抽出した「セカレ C.」は、皮下組織にある幹細胞に働きかけ、線維芽細胞を生成すると共に、今ある線維芽細胞の伸縮性も高めてくれる。年齢とともにほどけていく「縫い目」をもう一度強化することで、ハリや弾力のある生き生きと輝きに満ちた若々しい顔の印象へと導く。