ファッション

「カール ラガーフェルド」が香水をリローンチ。”発売時には新しく、次第に使う人のクラシックになっていく”

 インターパルファムは3月、「カール ラガーフェルド」のフレグランスをリローンチする。同社は前ライセンシーのコティに代わり、2012年10月に同ブランドと20年間のフレグランスライセンス契約を締結し、今回ウィメンズとメンズフレグランスの新作を同時に発売する。デザイナーのカール・ラガーフェルドはフレグランスにこだわりがあり、インテリアや身にまとうもの全てに異なる香りをつけることで知られていて、香りについて「現代の香水には、ひねりを加えた洗練さが必要。発売時には新しく、次第に使う人のクラシックになっていく、というのが重要だ」とコンセプトを語った。

 ウィメンズの香りはレモン、ピーチ、ローズ、マグノリア、プルメリア(フローラル)、ムスク&ウッディのブレンド。メンズはラベンダー、マンダリン、アップル、ヴァイオレットリーフ、サンダルウッド、アンバーで構成される。価格はウィメンズの25ml、メンズの30mlが各39ユーロ(約5400円)。フランス、イギリス、アメリカでは3月から先行販売し、9月にかけてグローバルで展開する。業界筋は初年度小売り売上高をグローバルで5000 〜 6000万ユーロ(約69億5000万〜83億4000万円)と予測する。カール ラガーフェルド グループのピエール・パオロ・リーギ=プレジデント兼最高経営責任者は「フレグランス事業は、グローバルでファッション&ライフスタイル事業の展開を目指す、ブランド戦略の中核をなす」と語っている。

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