ファッション
連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第80回

東京コレクションは、さらにSNSで拡散中 その理由は?

有料会員限定記事

「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。80回目は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO. 以下、東コレ)」のお話。

ソーシャルエディター津田:2024-25年秋冬シーズンの東コレでは、「WWDJAPAN」のSNSチームは9割のショーに参加。結果、前回以上のエンゲージメントを獲得しました。もちろん、半年前よりフォロワーも増加していますが、実際、以前より盛り上がっているように感じます。

主な要因は、東コレの公式HPやSNSが毎シーズン改良されていること。ファッション好きのインフルエンサーグループが統一感ある着こなしでショー会場を回る企画や、SNSに載せきれなかったスナップのために新設されたフォトギャラリー、タグ付けなど、運営や中の人の、変化を起こそうという思いが感じ取れます。会場外やSNS上など、オフランウエイの盛り上がりは近年で1番だったのではないでしょうか。会場周辺のフォトグラファーも以前より遥かに増えました。

この続きを読むには…
残り1498⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

KOTA GUSHIKEN x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。