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「ルイ・ヴィトン」から メンズファインジュエリーコレクション “レ ガストン ヴィトン”が登場  モノグラムで描くジュエリーの革新と未来

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」から、メンズファインジュエリーコレクション“レ ガストン ヴィトン”が登場した。同コレクションは、創業者のルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトン(Gaston Louis Vuitton)へオマージュを寄せたものだ。彼は、「ルイ・ヴィトン」の世界観に大きな影響を与えた人物で、彼が持つカリスマ性やクリエイティビティー、好奇心をたたえ、ジュエリーに落とし込んでいる。同コレクションでは、メゾンのアイコンであるモノグラムとトランクを再解釈し、斬新なアプローチで現代的な素材と革新的技術を用いて表現。機能性を持たせた新世代のファインジュエリーの登場だ。

「このコレクションは、人生に対する感性と文化的なマインドを体現している」とフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ファインジュエリー部門アーティスティック・ディレクターは語る。彼女自身も着用するという同コレクションは、ガストンのメンタリティーに共感する人全てに向けたものだ。ルイ・ヴィトン一族の中ではあまり知られていない存在だったガストンへ光を当てた理由についてアムフィテアトロフは、「彼の創造性、熱心な収集家としての一面、遊び心、全てが刺激的。現代の私たちへ語りかける力を持っているから」と話す。

 “レ ガストン ヴィトン”は3つのチャプターで構成している。ノートブックをスケッチやアイデアで埋め尽くしていたガストンの一面にフォーカスした“ザ・クリエイターズ”では、メカニカルなパズルリングとデザイナーリングが登場。装飾品であるファインジュエリーに可動性を持たせた。アムフィテアトロフは、「遊び心をプラスしたかった。これらジュエリーは、手先で遊ぶ玩具の役割も果たす」とコメント。遊び心を表現したインタラクティブなジュエリーは、無限の可能性の探求へ誘う。175個以上のトランクをはじめ、美術品や書籍などあらゆるものを収集していたガストンの収集家としての側面を表現しているのが、“ザ・コレクターズ”だ。モノグラムを施したシンプルでモダンなデザインのブレスレットやペンダントなど、さりげなく日常に装えるジュエリーがそろう。“ザ・キュリアス”は、ガストンの好奇心を表現したラインアップ。愛読家、園芸家、アートやオブジェの愛好家、そして、トランクの中で生まれたも同然といわれるほどの旅行家であった彼を象徴するトランクモチーフを再解釈し、スタッド、ブレスレット、ネックレスで構成している。

 “レ ガストン ヴィトン”の大きな特徴の一つは、デニムから着想を得た独自のカラー“レ ガストン ヴィトン ブルー”だ。軽量かつ堅固なチタンを用いて開発した。「誰にもお気に入りのジーンズがあるように、このブルーに愛着を感じる。ブルーとゴールドの組み合わせは、とてもシックでモダンだ」とアムフィテアトロフ。チタンの採用は、レーザーカットやレーザーエングレービングという革新的な技術を用いたモノグラムの鮮明な表現も可能にした。アムフィテアトロフが選ぶ、コレクションを代表するアイテムは、ペン型の“デザイナーペンダント”。「ペンをはじめ、小さなトランクモチーフのペンダントやブルーとゴールドのバンドリングなど、身に着けるだけでクリエイティブな気持ちになる」。

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