化粧品の企画・製造を行なうコスメディアラボラトリーズは、オリジナルナチュラルスキンケアブランド、「和流(warew)」の販売を本格化する。百貨店をメイン販路とし、将来的にはフランスなどの海外進出も視野に入れる。
和流は、日本独特のわび・さびといった美意識を具現化したスキンケア製品を提案する。日本女性の本質的な肌の美しさを引き出すため、オリジナルの生薬成分「セルバイアブルコンプレックス」を開発。ウメ根エキスとアカマツ葉エキスなどを配合し、抗糖化、抗酸化、メラニン産生抑制、バリア機能改善などの効果を発揮する。
展開する製品では、ローションを扱わず、テクスチャーの異なる化粧乳液を3種用意する。「ナチュラルコスメとして後発であるため、ブランドの特性を訴求するためのポイント」と北爪裕・warew事業部ディレクター。その他、クレンジングや洗顔料、美容液、クリームを揃え、計10品(3800円?1万5000円)で揃える。全製品に天然由来成分95%、国産成分90% 以上を配合している。今後はボディ・ヘアケア製品も投入する予定だ。
店舗展開は、2013年9月にプランタン銀座、京王新宿店でスポット売り場をスタートし、14年1月から常設展開に。今後はセレクトショップなどでの販売も予定している。