「リーバイス(LEVI'S)」は、女性最古のブルージーンズを復刻した“ロットナンバー401(LOT 401)”を3月27日に発売する。価格は6万6000円で、リーバイス 原宿 フラッグシップストア、リーバイス ストア 新宿、リーバイス ストア 大阪、リーバイス ストア 京都、リーバイス公式オンラインサイトで取り扱う。また、リーバイスレッドタブ会員限定で、3月26日に先行販売する。
「リーバイス」は、これまで世界で初めての女性用ブルージーンズと呼ばれてきた“リーバイス 701”の先駆けとなったブルージーンズ“リーバイス 401”を手掛けていた。リーバイ・ストラウス社のアーカイブ室を統括するトレーシー・パネク(Tracey Panek)は、“リーバイス 401”は、“リーバイス 701”の発売前に市場をテストするために作られた、限定生産のプロトタイプであった可能性があると考えている。
このアーカイブの名前は、ジーンズのオーナーで、1930年代に教師になるための勉強をしていたフレズノ州立大学シエラ・サマースクールの学生、ヴィオラ・ロンガクレ(Viola Longacre)にちなんで“ヴィオラ”と名付けられた。彼女の授業はシエラ国有林の中にあるキャンパスで行われることが多く、内ポケットに彼女の名前が刻まれたこのジーンズは、頑丈で耐久性のある理想的な衣服だった。
「リーバイス」は、最古の女性用ブルージーンズを忠実に再現し、それを穿いていたヴィオラにオマージュを捧げる。オリジナルのアーカイブデニム“ヴィオラ”のように、オレンジでプリントした布パッチをベルトループとシンチの間に縫い込んだ。カイハラのデニム工場によって再現されたセルビッチデニムを使用し、高いウエスト位置が特徴だ。内ポケットにはオリジナルと同様、“ヴィオラ”の名前が書かれている。本アイテムにはヴィオラの写真、そしてジーンズと彼女の物語を綴った手紙を付属し、「リーバイス」のロゴと“ロットナンバー401”のパッチをあしらったトートバッグに入れて届ける。