「コーセー(KOSE)」は4月21、22の両日、国内外で活躍する美容スタッフの、メイクアップや接客応対力を競う「第3回グローバルEMBコンテスト」を研修センターで開催した。EMBとは、「期待に応え、期待を超える」の意味で、「Expectation」「Meet」「Beyond」の頭文字を取った造語。日ごろのトレーニングの成果を確認し、高め合う場として1975年度から全国規模のコンテストを開催。2012年度からは、海外の美容スタッフも一同に会し、競い合っている。
今回は、国内約3000人、海外約2000人の参加者の中から、計17人が参加。身だしなみや距離感、自然な笑顔、好感の持てる話し方、自然な褒め方などができているかといった応対力や、丁寧なタッチでのスキンケア、左右のバランスが取れた眉の描き方、ムラづきせずに美しい仕上がりなどのテクニックを審査した。
グランプリは、昨年に続き、首都圏西支店の鈴木望美容スタッフが受賞。「お客さまがどれだけキレイになれるか、どれだけ楽しんでお手入れをしていただけるかが第一。こうした賞をいただけるまでの過程を、後輩にも伝えていきたい」と受賞の喜びを述べた。また、準グランプリは首都圏西支店の友井千枝、台湾のチュー ペイ ユング両美容スタッフが受賞した。