最近では、「フェムテック」が代表的でしょうか?それまで孤独に向き合いがちだった生理や更年期、妊娠や出産に伴う体の変化などは、「フェムテック」という言葉と共に公に語られ始めています。ここに吸水ショーツから膣トレ、セルフプレジャーアイテムまで、さまざまなツールがオシャレになったことも加わり、その市場は10年前と比べればはるかに拡大、少なくとも多くの人が認識するに至っています。
上のコラムの通り、新たなテクノロジーやアイデアが社会で実装されるには、一旦「普及し始めているにも関わらず、社会が大きく変わらない」ことで発生する「幻滅期」を迎えるのだと思います。ただ、「幻滅期」でも新たなテクノロジーやアイデアの中には社会に広がり続け、いつしか「幻滅期」の原因となった「社会が大きく変わらない」というフェーズを突破するはず。「フェムテック」関係者の中には、モヤモヤしている人もいるでしょうが、私はもっともっと普及して、この市場は大きくなるだろうと思っています。
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