「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」(以下、ビュリー)は4月1日、大型複合施設の麻布台ヒルズに旗艦店をオープンする。緑道に面した施設内の“ガーデンプラザ”にキューブ状のブティックを出店し、ブランド発祥地であるフランス・パリの魅力と独自の自然派美容法を発信する。
オープンに合わせて、ヴィクトワール・ド・タイヤック(Victoire de Taillac)=ブランド ディレクターと、昨年新たに就任したナタリー・エルバズ(Nathalie Elbaz)新最高経営責任者(CEO)が来日した。2014年のリローンチからブランドを手掛けるタイヤック=ブランド ディレクターは「『ビュリー』は日本の文化に触発されて成長してきた」と話す。東京の旗艦店の出店地として、代官山に続き麻布台ヒルズを選んだ理由には、家のような店舗(路面店)を持つことへのこだわりと、古い街並みの残るヨーロッパと異なりゼロから街が盛り上がる場所であることを挙げた。エルバズCEOも「『ビュリー』は日本の魂を持ったフランスのブランド。これからの新たな10年を日本の皆さまと盛り上げられることを楽しみにしている」とコメントした。
内装はタイヤック=ブランド ディレクターの夫で共にブランドをリローンチしたラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)が、フランスの職人らを起用してデザインした。壁にはグリーンからブラウンへのグラデーションを施した木製のキャビネットを配し、一面に商品を並べる。大理石を使用したカウンターは馬のひづめの形で、フランスでは幸運のモチーフとして親しまれている。ガラスのショーケースにはブラシやコーム、スポンジなど世界の多様な美容道具をディスプレイした。
■「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」麻布台店
オープン日:4月1日
時間:11:00〜20:00
場所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザC 1階
住所:東京都港区麻布台1丁目2-4