繊維商社のヤギは4月25、26日、関係会社や海外法人と合同で行う初の総合展示会「ブリッジ(BRIDGE)」を開催する。会場は原宿駅前の「ウィズ原宿ホール」で、「グループの総合力を見せる展示会」と位置付ける。
テーマは“架け橋”で、過去と未来、アナログとデジタル、伝統と革新、日本と世界をつなぎ、ファッションの価値を高めることを目指す。会場にはヤギグループはもちろん、繊維・ファッション産業、世の中の過去・現在・未来が体感できる没入型のコンセプトゾーン(体験スペース)を設置する。
また、傘下のファッションブランド「アタッチメント(ATTACHMENT)」によるヤギの環境配慮型素材を使ったルックや、リサイクルコットン“リサイカラー”など各海外拠点が取り扱うさまざまな商材も展示する。デジタル領域では、資本提携する米国のスタートアップ企業で世界最大のテキスタイル3Dデザインデータを有するスウォッチブック(SWATCHBOOK)やECサイト「ファブリー」も紹介する。グループ会社からは日本パフ、ツバメタオル、イチメン、山弥織物、ヴィオレッタなども参加する。
ヤギは2023年、130周年を迎えた。「素材からアパレル、ライフスタイルまで、繊維の持つ可能性をイノベーションによって引き出してきた」と振り返り、次の100年に向けた第一歩として同展示会を企画した。
■ヤギ総合展示会 「BRIDGE」
日程:4月25、26日
時間:(4月25日)10:00〜18:00、(4月26日)10:00〜17:00
場所:ウィズ原宿ホール
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30
ヤギ
03-3667-3057