ファッション

「バレンシアガ」から、アレキサンダー・ワンが手掛ける香水が登場

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が、新たなフレグランス「B バレンシアガ」を10月中旬に発売する。2012年12月にクリエーティブ・ディレクターに就任したアレキサンダー・ワンが、コティとの協業で手掛けるこの香水は、アメリカ国内ではニーマン・マーカスやノードストロム、セフォラなど、300店舗の百貨店や専門店で販売する。最終的には、世界5000店舗の売り場に並ぶと考えられている。業界筋は、初年度小売り売上高を4000万ドル(約40億4000万円)と予測している。

 フレグランスの製作について「全く新しい経験をさせてもらった。服やアクセサリーのデザインと同様にエモーショナルなプロセスだが、香水のデザインはより科学に基づいている。多くを学ぶことができて楽しかった」とワン。細かいヒビを模したデザインのガラスボトルは、パリのジョルジュ・サンクに構える店舗の大理石のフローリングから着想を得たという。「職人的な要素を備えつつも洗練されたデザインのボトルキャップは、大理石の模様を連想させるテクスチャー。僕の、『バレンシアガ』での初のコレクションも大理石をテーマにしたものだったから、今回のフレグランスにも採用したんだ」と話す。六角形のボトルにはブランドロゴの「B」を冠した。

 フレグランスには、ワンの好きなグリーンノートに重厚なウッディを取り入れた。トップノートはスズランをベースに、スミレや枝豆の香り。ミドルノートはユリの根とシーダーウッド、ラストノートはアンブレットとカシメラン。

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