本日発売の「WWDJAPAN」は、なかなかにぶっ飛んだ表紙に仕上がっております。特集は、ジュエリーから見えてきたZやミレニアル世代のジェンダー感。表紙に登場してくれた4人の20〜30代の男性は、フープピアスやパールなど、ごくごくフツーにジュエリーを楽しんでいます。そして昨今彼らは、こうしたフラットな感覚でレースやチュールのアイテム、スカートなども物色中。特集では、こうした兆候も捉えています。表紙は、エクストリームかもしれません。でも、少なくとも若い世代の多くには、彼らと同じ感覚が大なり小なり潜んでいます。ぜひ、このフラットな感覚をつかんでください。
特集を担当した益成記者によると、彼らは「〜系」と括ったり、括られたりをしないそうで、これは私も頷くところです。私(46歳)が若かりし頃は、「モード系」とか「古着系」「アメカジ系」的なカテゴライズがありましたが、一方の彼らは、ある日は「モード系」なら翌日は「古着系」だったり、「モード系」と「古着系」をハイブリッドしていたりが当たり前です。
ただ最近、一方では「〜系」に代わる言葉が台頭しています。「〜コア」です。「WWDJAPAN」も、気づけば「〜コア」多用しています。
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