先日、取材で「経口吸収(口から食べ物を入れて栄養を吸収)は90%解毒可能だが、経皮吸収(皮膚から吸収する)は90%蓄積する」と聞きました。口から取る食品添加物や残留農薬などは肝臓で解毒されるため24時間で93%は体外に出すことができますが、皮膚から取る化学物質は10日で10%程度しか排出されないといいます。これは経皮毒ともいわれ蓄積されると、アレルギー症状など体に不調をきたすことも。そして子や孫の代まで引き継がれることもあるようです。
経口毒、経皮毒について調べてみると歯科医院のホームページで説明しているケースが多いことに気がつきました(経口吸収についての理解を深めるためのようでした)。ある歯科医院のホームページには、生活の中で経口毒、経皮毒を減らすには、「プラスチック製の容器や器具より、陶磁器や木製、ガラスのものを使用する。食品添加物を含んだ食品・食材を控える。界面活性剤を含む合成洗剤、シャンプー、歯磨き粉、化粧品を控える」などと記載がありました。さらに「便利で、安く、簡単なものを求めた結果、病気や不調に悩まされたら本末転倒ではないか?」とも記載されていました。耳が痛い言葉でした。
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