ビューティ

「ラブ・ライナー」がフランスに初出店 パリ老舗百貨店ル・ボン・マルシェに

mshが手掛けるアイメイクブランド「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」が、フランス・パリの老舗百貨店ル・ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)で取り扱いを開始した。同百貨店内にある日本の美容ブランドを扱うセレクトショップ、ビジョ(BIJO;)で、“リキッドアイライナー R4”(全6色、各29ユーロ、約4756円)を販売する。同ブランドがEUで展開するのは初めて。

「ラブ・ライナー」は2008年にmshがスタートし、国外では香港、台湾、シンガポールなど東南アジアで展開する。数年前から欧米展開の準備を進め、各国でパートナーを探す中で今回の出店に至った。同社の藤田智美社長は、「日本のメイク商品を海外の方々にも広く使ってほしいという思いがあった。日本の化粧品市場で大きく成長することは難しくもあり、弊社が成長するために必要なチャレンジだった」とコメントを寄せた。フランスの顧客とアイライナー商材の親和性については、「ミニマルメイクが多い中、目元を魅了的で印象的にするアイライナーは伸びしろがある。3月のプレスカンファレンスでは、『ラブ・ライナー』の一番の特徴である奈良の職人が手作りしている筆や、環境に配慮したリフィル対応などに共感が得られた。描きやすさや滲みにくさなどの機能面も評価いただいた」と、手応えを見せた。

ビジョは、日本のビューティやライフスタイルを発信するセレクトショップ。フランス語で「Beauté=美」「Innovatrice=革新的」「Japonaise=日本」「Originale=オリジナリティー」の頭文字を取った。ル・ボン・マルシェ内の常設コーナーのほか、パリ・オデオンにフラッグシップストアのビエン(BIEN;)を構え、公式ECサイトも展開する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。