スマホでプリントTシャツやパーカを手軽に作れるサービス「UP-T(アップティー)」が、AKB48のメンバーを起用したテレビCMを開始する。CM放映に先駆けて4月11日、都内で会見を行い、西村博之(ひろゆき)とAKB48の大盛真歩、小栗有以、佐藤綺星、平田侑希、山内瑞葵が登場した。ひろゆきは「俺は無地が好きなんだけど」と話し、笑いを誘った。
「UP-T」はプリントしたい画像を専用サイトにアップ(入稿)するだけで、Tシャツやパーカ、スエット、バッグ、マグカップなどを作れたり、そうして作ったアイテムを販売もできる。「無料で作って、売って、買える」を謳い文句にしている。Tシャツは3000円〜、スエットパンツは3090円〜となっており、サイト上ではすでに50万デザインを販売する規模になっている。
運営は日本最大の織物メーカーである丸井織物(石川県中能登町)で、コロナ禍以降、猛烈に売上を伸ばしており、23年度の売上高は前期比25%増の34億円だった。AKBやひろゆきを起用した今回のテレビCMを筆頭に積極的なプロモーションも行っており、TGCや関西コレクションへの協賛、自社運営のアイドルイベントなどは30以上に達しているという。積極的なプロモーションを軸に24年度の売上高も前期比3割増の45億円を見込む。