4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。
「トレンド」と一口に言っても、どの視点から見るかで浮かび上がる潮流は異なります。例えば、百貨店やセレクトショップのバイヤーに突撃取材し、2024-25年秋冬の気になるトレンドを聞きました。リステアの柴田麻衣子クリエイティブ・ディレクターや、トゥモローランドの山野邉彩美バイヤーらが登場しています。
ほかに、「WWDJAPAN」編集部が膨大なルックから6つのキーワードを抽出し、次なるトレンドを予測する企画も。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「サカイ(SACAI)」など、普遍的なアイテムにひねりを加え、何気ない日常を彩る洋服を提案したブランドや、「プラダ(PRADA)」や「ジバンシィ(GIVENCHY)」のようにレディーライクなスタイルを現代風に解釈したブランドが並びます。また、先シーズンのトレンドブックに引き続き、今回もデザイナーたちの名言をまとめました。ショーの舞台裏で捉えたデザイナーたちの言葉からは、洋服と社会に対する思いがあふれ、彼らのクリエイションが社会の様相を反映していることが感じられます。
編集部員の座談会ページも必見です。パリ&ミラノコレクションの担当記者と国内マーケットの担当記者が、コレクションを見て感じたことを率直に語ります。それらを踏まえ、「誰も持ってない&見たことないスタイルはどうやって作る?」を再考しました。
(COVER CREDIT)
PHOTO:DRIES VAN NOTEN
DESIGN:JIRO FUKUDA