トランジットジェネラルオフィスは4月11日、渋谷ストリーム3階にあるスペイン料理レストラン「チリンギート エスクリバ(XIRINGUITO ESCRIBA)」をリニューアルオープンした。
「チリンギート エスクリバ」は、スペイン・バルセロナで25年以上愛され続けているスペイン料理レストラン。2018年に日本に上陸した。本国の調理法を受け継いだ“本物のパエリア”を提供する。今回のリニューアルでは、少人数でもいろいろなメニューを試せるようにSサイズ(2人分想定)のパエリアを用意。“パンコントマテ”(600円)や“ヒラメのセビーチェ”(1200円)をはじめとするタパス(前菜)のほか、“ムール貝のシェリー酒蒸”(1600円)、“イベリコ豚ほほ肉の白ワイン煮”(2900円)など12メニューを新たに追加した。ドリンクも種類を増やし、70種をラインアップする。
内装は、本国の店舗を踏襲したウッド調から、本店がある海辺を彷彿させるブルー基調に変更。よりシティー向けで、クリーンな印象に仕上げた。大理石のテーブルは、パエリア鍋を置いても余裕ができるようにサイズアップ。席数を84から78に減らし、食事をゆったりと楽しめる。カジュアルなパーティーシーンにも利用できる。
本国の調理法を受け継いだ“本物のパエリア”を実食
タパスからは、新メニューの2皿を試食。“フレッシュマッシュルームのサラダ”(1000円)は、薄くスライスした生のマッシュルームの食感が小気味いい。酸味の効いたビネガードレッシングでさっぱりと仕上げ、上に削ったふわふわのコンテチーズがまろやかなコクで全体を包み込む。“魚介ときたあかりの白ワインマリネ”(900円)は、ムール貝やエビ、アサリ、タコなどをふんだんに使用。さっぱりとしたマリネの味わいに、ケイパーがアクセントを加えていた。
パエリアは“エスクリバ(魚介出汁)”(S、3400円/M、5100円/L、8500円)や“イカスミ”(S、3200円/M、4800円/L、8000円)、“バレンシア(チキン出汁)”(S、2600円/M、3900円/L、6500円)など計5種を用意する。本国の味を再現するために、水分量が少なく硬さが特徴のバレンシア米を使用。今回は、王道の“エスクリバ”をチョイス。エビやムール貝をはじめとする魚介の出汁をたっぷりと吸わせ、直火でじっくりと炊き上げる。海モチーフのオブジェが飾られたブルー基調の落ち着いた店内で“本物のパエリア”をほおばると、凝縮された魚介の旨みが口の中に広がり、バルセロナの海風を感じるような気さえしてくる。
■チリンギート エスクリバ
時間:11:00〜23:00
場所:渋谷ストリーム 3F
住所:東京都渋谷区渋谷3丁目21-3