スノーピークは米投資ファンドのベインキャピタルと実施していた株式公開買付(TOB)が4月12日に終了し、MBO(経営陣による自社買収)が13日に成立したと発表した。これにより、同社は上場廃止に進む。
今後はベインキャピタルによるネットワークで人材補強を進め、海外での旗艦店出店・販売チャネル開拓、国内はマーケティングやオムニチャネル戦略を強化する。
スノーピークの2023年12月期連結業績は、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円だった。コロナ禍中に新規参入したエントリー層のキャンプ離れが響いた。