顔の筋肉を鍛えるセルフケアプロダクト“コアフィット”シリーズを展開するビーバイシー(B-by-C)は4月15日、ボディー用筋膜リリース美顔器“ボディドライバー”(5万9800円)を発売した。お腹やお尻など体の筋肉に適切な衝撃を加えることで表情筋へと働きかけ、フェイスラインのもたつきや歪みなどにアプローチする。
同社は表情筋研究の中で、“ファシア”と呼ばれる体の臓器や骨、血管、そして筋肉などを覆う膜に着目。運動不足や長時間の同じ姿勢などによって生まれる“ファシア”の癒着や固まりは、筋肉同士の動きの鈍化や、首〜肩、腰〜臀部といったコリや体全体の歪みを引き起こし、フェイスラインの緩みや法令線など顔にも影響をもたらす。
鳴海えな“コアフィット”創始者兼技術開発責任者は「“ファシア”を緩めることで体の可動域が広がる。すると、頬の位置が上がったり目が開きやすくなるなど顔のプロポーションまでも整えることができる」とコメント。さらに「特に肋骨のキワの筋肉、上半身と下半身をつなぐ腸腰筋、お尻を包む臀筋群は、首肩背中の筋肉に影響を及ぼす大きな筋肉の一部だが、自分では動かしづらくトレーニングもしづらいことから、適切かつ効果的な衝撃を与えたいと考え、研究を進めてきた。骨格や筋肉の質は人種によっても異なるため、世界11カ国でのモニター試験を行ったところ全員に良い結果が出た」と述べた。
“ボディドライバー”は、独自の「二重バネハンマー構造」を採用。プラスドライバーのようなフォルムだが、上下運動する1本のステンレス棒が組み込まれている。この棒をアプローチしたい筋肉にあて押し込むと、ひっかかりを感じたあと、さらに押し込むと奥から「揺れ響く」ような衝撃を筋肉に与えることができる。1~2秒間に1回程度のリズムで数回、アプローチしたい筋肉に圧を加えることで、奥から筋肉を緩める効果が期待できる。「即効性にこだわり、10発くらいでも体とフェイスラインに変化を感じられる」という。東京都大田区で70年以上、旋盤技術を磨いてきた製作所の職人が1つずつ製造する。