バッグブランドのサマンサタバサジャパンリミテッドは4月15日、親会社であるコナカの湖中謙介社長が同日付で社長に就任すると発表した。現社長で、元エステー社長の米田幸正氏は退社する。サマンサタバサはすでに6月27日での上場廃止が決定しており、コナカとの株式交換での経営統合を発表していた。コナカは経営統合により、サマンサタバサの経営の立て直しを急ぐ。
同日発表した2024年2月期業績は、売上高が前期比10.0%減の227億円、営業損益が10億2700万円の赤字、経常損益が12億1600万円の赤字、純損益が16億円の赤字で、営業損失と経常損失は5期連続、純利益は8期連続の赤字だった。