資生堂は2015年1月21日、シニア女性向け総合ブランド「プリオール(PRIOR)」(全33品目、65品種)を発売する。この内、ヘアケア製品の4品目8品種を14年11月21日から同社のウェブサイト「ワタシプラス」で先行発売する。
「加齢と上手に付き合いながら、私らしく輝きたい」と望む現代のシニア女性のニーズに応えるスキンケア、ベースメイク、ポイントメイク、ヘアの4カテゴリーで構成。「大人の七難 すんなり解決 プリオール」をコンセプトに、シニア女性の「下がる」「凹凸」「影」「色」「乾く」「見えにくい」「おっくう」という悩みや気持ちに対応するブランドだ。
これらの年齢サインをケアするため、光と色を操る「つやサイエンス」を全品共通で採用。2種類の反射光をコントロールすることで艶を具現化し、シニア女性の肌や髪を美しく見せる。また、難しいテクニックや面倒なステップは不要で、"きれい"と"らくちん"を同時にかなえるラインアップだ。
19年には50歳以上が全女性人口の50%を超えると言われる中、化粧品市場でも存在感を増すシニア女性の意識や行動を把握するため、同社では「プリオール」の開発にあたり、6672人のシニア女性に調査を実施した。企画から販売まで一気通貫のマーケティングを展開し、同社の"マーケティング改革"第4弾として「プリオール」を送りだす。
プロモーションには女優の宮本信子と原田美枝子を起用。1月中旬からテレビCMやウェブ広告をスタートする他、シニア特有の購買行動を踏まえ、テレビインフォマーシャルや新聞への折り込み広告も行う予定という。同社のウェブサイト「ワタシプラス」の他、ドラッグストア、GMS、化粧品専門店で販売する。
■資生堂「プリオール」
発売日:2015年1月21日