香水や美容機器などを販売するシーベルは12月1日、フランスの高級ランジェリー「オーバドゥ」の香水とボディローションを発売する。ランジェリー「オーバドゥ」を輸入販売する栄進物産が運営するランジェリーショップ14店舗の他、百貨店での展開を予定している。
「オーバドゥ」は、140年の歴史があるフランスの老舗ランジェリーブランド。香水は、フランスのパルファム オーバドゥ パリが2013年10月にフローラル調の「パルファン」(黒ボトル)、14年10月にシトラス調の「アネクドート」(白ボトル)のオードパルファムとボディローションをそれぞれ発売。現在、フランス内の「オーバドゥ」ブティック、免税店などで展開している。
「パルファン」は、トップがスイートアーモンドとグローブ、ミドルがフリージアやローズなど、ラストがバニラ、シダ—、ムスクで構成する。一方、「アネクドート」は、トップのクマリンとベルガモットからはじまり、マグノリアやジャスミンの香りが続く。ラストは、バニラとホワイトムスクとなっている。ボトルは、女性の曲線美がモチーフで、ランジェリーに使われるレース状のモチーフも表現している。
日本での展開は、「ジバンシイ」「プチサンボン」「ウルトラマリーン」などを扱っていた実績を買われ、シーベルに白羽の矢が立ちスタートすることになった。「香水市場は停滞期が続き、ようやく底を打った。今後は、流通を大事に展開するブランドでなければ長続きしないだろう。世界的にも小売店を始め、流通を大事にした展開をしている。そういった意味でも『オーバドゥ』は最適なブランド」(シーベル担当者)と期待を寄せる。
■オーバドゥ「アネクドート」
価格:ボディローション ホワイト(150mL)4500円
価格:オード パルファム ホワイト(50mL)7500円(100mL 1万1000円もあり)
発売日:2014年12月1日