「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集ではセレクトショップ、古着屋、商業施設、アートギャラリー、カフェ、クレープ店、アイドル、アーティストまで、この街で活躍する方々にユニークな「原宿論」を語ってもらいました。また原宿エリアで働くファッション業界人によるおすすめスポットも紹介します。
ブルックス ブラザーズ、オンの経営者インタビューは必読
ビジネス記事としては、2020年に経営破綻した米ブルックス ブラザーズを再建に導いたケン・オオハシ社長、スポーツシューズの分野で急成長中のスイスのオンのオリヴィエ・ベルンハント共同創業者など、グローバル企業の経営者インタビューは必読です。連載の「美容ジャーナリスト/齋藤薫のビューティ業界へのオピニオン」「高口康太の中国電脳コマース趣聞」も弊紙でしか読めない情報が盛りだくさんです。「ファッション&ビューティパトロール」では、風変わりな設定の“着回しDiary”が名物になっている「クラッシィ」編集部に制作秘話を聞いています。
(COVER CREDIT)
PHOTO:MOMO ANGELA
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA
付録の「WWDBEAUTY」は、渦中の「中価格帯コスメ」を特集します。ドラッグストアのボリュームゾーンであった2000〜3000円台のカラーコスメは、韓国コスメや中価格帯の商材も扱うプチプラブランドが台頭し競争が激化しています。今年に入ってからは、従来型の中価格帯コスメでファンを創出してきた花王グループの「オーブ(AUBE)」と「コフレドール(COFFRET D'OR)」が立て続けに販売終了を発表し、国産の“中価格帯メイクブランド”の苦戦が浮き彫りになってきました。本特集では国内の中価格帯メイク市場に何が起こっているのか、美容ジャーナリストの加藤智一さん監修のもと、現状の分析から今後の中価格帯メイク市場活性化のヒントを探ります。
存在感が低下する“中価格帯メイクブランド”と
エモーショナルな価値で攻める“韓国コスメ”
中価格帯に属する国内ブランドの存在感が希薄する傍ら、韓国メイクブランドの躍進が止まりません。その背景は、優れた機能性とエモーショナルな価値訴求の企てにあります。そこで本特集では、韓国メイクブランドが伸長している理由はなぜか、という現状を生活者や小売店、有識者の声をもとに分析。そしてその状況を踏まえつつ、どうすれば国内のブランドが再び存在感を示せるかという道筋を提案します。
「今注目の美容師」を紹介する連載では、「ハンク 表参道」の代表とアートディレクターにインタビューを実施しました。コスメ好きな読者から反響のある連載「ヒットランキング」は主要百貨店のフレグランスの売れ筋ランキングを紹介します。このほか、東京レインボープライドに出展したLVMHの思いや、DNAやRNAといった細胞レベルの肌測定の実装を進める大手化粧品メーカーの最新の動向などを紹介します。
(WWDBEAUTY COVER CREDIT)
PROP STYLIST:TAKASHI IMAYOSHI
PHOTO :JUNPEI KATO
DESIGN:JIRO FUKUDA
ART DIRECTION & DESIGN : RYO TOMIZUKA