日本ロレアルはこのほど、2024年度事業説明会を開催した。ロレアルグループの日本支社で国内18ブランドを展開する同社は、22年に傘下となった日本発スキンケアブランド「タカミ(TAKAMI)」や日本市場に向けた商品開発がヒットしている「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」(以下、メイベリン)が好調だ。本国のロレアルグループ(L'OREAL GROUP)全体も23年12月期決算は、売上高が初の400億ユーロ(約6兆5200億円)を突破し、コロナ禍を経て3年連続で2ケタ成長を続ける。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)
日本ロレアルの売り上げは2020年、コロナ禍の影響で大きく落ち込んだものの、23年は19年比で12%増、インバウンドを除く日本市場においても19年比で9%増と復調し、コロナ前を越える成長となった。事業説明会に登壇した日本ロレアルのジャン・ピエール・シャリトン社長は、コロナ禍による美容市場の変革やトレンドを早期に捉えたことが好調要因だと話した。
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